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「ゆるりさん!出て来ないから心配してたよ!!」
「・・・逃げられなかったのぉぉぉ、テーブルの下からぁぁぁ~」
「ついに来ましたね。これ宮城県沖地震だよね?」
「倒壊しませんでしたね!!」
「あ、三階のMさんちトイレの窓割れてる」
「お留守ですよね?」
「誰か逃げ遅れてる人いないかしら?」
「声掛けに行きますか」
「ママ!また揺れてるっ!!」
「余震だ」
「おお。電線・・・揺れてる揺れてる・・・あぶないねぇ」
「ヘルメット持ってるんですか!」
「被っとくか」
「停電してますね?」
「水も止まったんじゃない?」
「え!じゃあガスもですかね?」
「小学校、引き取りに行かなきゃじゃない?」
「避難場所って中学校ですよね?」
「信号消えてる!」
「震度6だそうです」
「「「「6!!」」」」
「ママ!寒い!雪降って来た!」
「寒いよね!上着は?上着!」
「置いて来ちゃった!車に乗ってなさい!今、コート持ってくるから」
「3号ちゃん預かるよ?」
「お願いします。ちょっと行って来ます~」
泣きっ面に蜂というか、大粒の雪が横殴りに降って来てしまいました。
余震が続く中、防寒着を取りに泣く泣く再び部屋へ。。。
玄関の荷物を踏み越え、三人分の上着を持ち、備えていた緊急持ちだし袋を背負い、
ガスの元栓を閉め、倒れたTV(愛称サンちゃん)を二次被害がないように少し移動し、
これまた倒れてるPCは壊れただろうなぁと眺めていると再び強い揺れ。
半べそかき、また階段を降りながら、両親へ安否確認のTEL。
もちろん通じず、メールを打ちました。
しかしなかなか送信できず。。。
何年か前にも大きな地震があった時にさっぱり携帯が通じなくなったので、
時間を置いて連絡してみることに。
「携帯つながらないね。。。学校にお迎えに行ってくるね。1号ちゃんも連れて来てあげるから。」
緊急時引き渡しは原則、徒歩で、親だったり登録している人が行かないといけないんですが、
悪天候で2号や3号がいるので、下階の同級生のママが引き受けてくださいました。
感謝v感謝ですv
待つ間、車に乗ってエンジンをかけ車内を暖め、情報を集めようと携帯のラジオとつけたりTVをつけてみると・・・
真黒な波が瓦礫と共に稲を刈り終わった黄色い田んぼを飲み込んでいく映像が飛び込んできました。
ラジオでは余震に注意しろと。津波に注意しろと、何度も繰り返してます。
正直、すぐには理解できませんでした。
「ママ、これなに?」
「津波だ・・・」
「津波って?真黒だね。」
ヘリコプターから、名/取方面を映してるらしいのですが、その今まで目にした事のない映像に目を疑いました。
凄いスピードで家を飲み込んで行く波が、走る車に迫っていました。
その車が波に追いつかれそうになったところでカメラは切り替わり、河の方を映しました。
河も真黒い波がものすごい勢いで逆流し、押し流されて行く小舟がひっくり返り赤い船底が見えました。
「大変なことになってる・・・」
まるで胃袋の中に氷の塊が入ったように冷たくなって、急にびりびりと手足が硬直しました。
実家がヤバイ。
私の両親は石/巻/市の魚市場近くの北/上/川の河口で仕事をしていました。
両親。ヤバイ。
・・・・・・・・・・・to be continue・・・・・・・・・(うぁ
サン十サン年前の宮城県沖地震を経験しているそうなので、M6レベル以上の地震が来たら間違いなく倒壊すると思っていました。
五階建の四階なので、「上の階が落ちてきてぺしゃんこになっちゃう。」と常々覚悟してました。
部屋の背の高い家具はもちろんすべて転倒防止具を付けてましたが、ぺっしゃんこになりゃ意味ないよ。と考えていました。
窓ガラス、サッシのガタガタ震える音、止むことない食器が割れる音、物が落ちる音倒れる音の中で、2号と3号を胸に強く抱え込みました。
容赦のない激しい長い揺れの中で、「これで最期なんだ」と思いました。
部屋を出ることも出来ないほどの揺れでした。
2号は「うぁ。うぁ。ママ!ママ!」と必死にしがみついて来ます。
逆に3号は理解できないので、自由になりたくて腕から逃れようと暴れます。
上の階が落ちて来て、一週間後位にガレキの中の潰れたテーブルの下から三人の遺体が発見されるのだ。と、思った瞬間。
今、この子たちに何がしてあげられるかを考え思わず「2号!3号!絶対大丈夫!ママが守るから!大好きだよ!大好き!生まれて来てくれてありがと!愛してる!ママがいるからね!愛してる!」と叫びました。
子どもはきっと助かる。私が盾になって守る。私がダメでも生き残った2号が私の最期の言葉を記憶しててくてる。
強く強く抱きしめながら最期の時を待つ思いで縮こまりました。
すると、少しづつ、少しづつ揺れが治まってきました。
「2号!靴はいて表にでなっ!急いで!」
テーブルから出て部屋の惨状に言葉を失いながらも、3号を抱きいつも持ち歩いているバッグを引っ提げ玄関へ。
玄関脇の収納から荷物が飛び出していて足の踏み場もない状態に「靴が見つけられない~」と2号。
はだしで出るか?と思ったのですが、ガラスを踏んで怪我してしまう恐れがあるので、
山積みの荷物を掻きわけなんとか三人分の靴を見つけいちもくさんで階段を駆け降りました。
こんな時でも、「鍵・・・掛けた方がいいのかな?」とかって迷っちゃったり。。。
御向かいさんは玄関の戸を開けっ放しで逃げたようだからいっか。なんて。
この時程、階段が長いと思ったことはありませんでした。
・・・・・・・・・・・to be continue・・・・・・・・・(え えっ
忘れたくても忘れられない日です。
あの日の朝は1月に他界した祖父の月命日で、カーテンを開けそっと手を合わせてスタートしました。
10:00からヨガに行くことになってたので、弁当を二人分作り、朝食の支度、1号と旦那を送り出し、天気が悪いにも関わらず洗濯機を回し、家事をざっくり終わらせ、ヨガの場所を提供してくれてるママ友がお昼を誘ってくれたので手土産に苺大福を作りました。
いつもは寝起きがいい3号が変にぐずぐずしてて、しきりに抱っこをせがむので時間が押してしまい
台所の始末もそこそこに、絶賛稼働中の洗濯機の二回目の洗い物を見放して家を出ました。
ヨガ中、全然私から離れない3号。。。『こりゃ、午後から熱がでるかも。。。』と内心冷や汗。
チチを飲ませても寝ず、新しいおもちゃを出してもらっても喰いつかず約2時間べったりべそべそ。
先生が「今日はお代頂けないです~」っておっしゃる程。。。
あまりにも申し訳なくって苺大福を貰っていただいたのでした。。。
そして、園のお迎え時間までまったりランチをいただきながら、時折ちらつく雪に『旦那、3号熱出ても山に行くんだろうなぁ』と、週末母子家庭を覚悟しました。
14:00にお迎え。
14:20頃帰宅。
玄関の扉に挟まっていた黒猫さんからの不在者連絡票に『忘れてた!』
前日、実家から「蟹、送ったから。午前中着でv」と言われてたのをすっかり。。。
『よしゃ。今夜は蟹でv』といそいそとドライバーさんにTEL。
ちっ・・・・・・・出ねぇ。
後で掛け直すことにして、2号が残してきた弁当をどやしつけて食べさせ、おやつを出し、MAXに機嫌が悪い3号を抱きかかえ、台所の片付けをなんとかせねばと思いながら、洗濯機に入ってる皺が取れにくくなってしまってる洗濯物を取りだそうと・・・思ったところで、おどり場を占領してる玄関前に置きっぱなしのC00Pの配達物を玄関の中に引き入れ、冷凍物を仕舞い、冷蔵物を仕舞い・・・してるうちに、黒猫にTELするのを思い出して。。。
家TELのリダイアルを押しました。
その時。
14:46。
「ママ!地震!!」と叫びながらテーブルの下に入り込む2号。
低い大きな地鳴り。
んっ!!でかいっ!!と、3号とテーブルの下へ。
今までに味わったことのない激しい揺れ。
北側にある台所が見えていて食器棚から次々と食器が飛び出し、ガッシャンガッシャン!
冷蔵庫が勝手に開き中のモノがどんどん出てくるわ、本棚の本はばんばん落ちるわ。
バッチンッと音を立てて石油ストーブは勝手に消えるわ。
大抵はもうおさまるだろう揺れが全然止まらず、激しくなる一方。
ついに来たっ!宮城県沖地震っ!!
あ。
やばい。
こりゃ。死かも。
・・・・・・・・・・・to be continue・・・・・・・・・(え
御心配頂き本当にありがとうございました。
メルフォの方にもメッセを頂いておりましたのに、お返事出来ず大変申し訳ありません!!
3月16日から被災した両親と同居してまして、ヲタや、ブログは内緒なので・・・まったく「ヲタのしみ目的」でPCには触れない状態が続いております・・・orz.
健全な(?)メールとか、調べものとか、買い物でのみPC使ってました。(それが普通なのか)
3・11。
夢であって欲しいと未だに諦め悪く思う時があります。
こんな大変なことになってしまって、我が身の無力さを呪うばかりで。
でも、「おれにできねぇ事をお前がやれ!!!よく考えろ状況を読め!!」ってサンちゃんの言葉を胸に、あの日から自分に発破かけてます。
震災の日から今の状況などを、時間を見つけてちょこちょこ書きに来たいと思います。
そして、この2ヶ月の間の素敵サイト様の更新やらブログやらを思う存分楽しみたいっっっ(握りこぶし!)
空白の2ヶ月を取り戻すぞっ!オーッ!
お雛まつりで食べた和菓子達vvv
上左より「桜餅」「早わらび」「春の野・春めく」
中段左より「うぐいす餅」「道明寺」「風ひかる」
下左より「福梅・紅梅」「水仙」「菱餅」
ぜ~~~~んぶウマしっ!
ゆるり家御用達の和菓子屋さん「松/屋」さんv
こじんまりとした店構えで老舗なのに入りやすい素敵なお店ですv
中でも「早わらび」はこの写真ではわかりずらいんですが、サンジの眉毛とゾロの頭が合体したようなかわいらしい御饅頭vvv
・・・・・・・・・・・・・・・ぐふっv
はいっ!
妄想スイッチ入りましたっ~~!!
老舗和菓子店「露々野屋」
五年前に継いだ11代目店主ゾロ。
まだ20代前半の彼の創り出す菓子は、節くれだった武骨な指先から生み出されるとは想像もつかないほど繊細で美しい姿。
一口、口にした者は誰であれその上品な味わいに舌鼓を打つち、口内に訪れた幸福に思わずため息をつく。
代々取引のある様々な流派の茶人からの信頼も厚い。
桃の節句が近い今、彼が取りかかっているのが白髭流宗家からの依頼。
兼ねてから病気療養中であった家元の快気祝いの茶会に使う新作を頼まれたのだった。
創業当時からの技法と味を頑なに守りつつ新たな試みを模索し続ける作業をすべて一人でこなすゾロにとって少々厄介な受注であった。
そんな折、市内の製菓専門学校より実習生が送り込まれてきた。
露々野屋が加入している製菓組合では、各店舗3年に一度の持ち回りで市内唯一の製菓専門学校の一年生実習生を引き受け育成、指導にあたっている。
店の規模が考慮され露々野屋では受け入れ定員が1名だ。
多数の学生が老舗人気和菓子店に実習を希望し、3年に一度しかないその1名の枠を賭け製菓専門学校では熾烈なジャンケン大会が繰り広げられた。
今回、栄誉を勝ち取ったのがどこから見ても和菓子というよりは洋菓子を連想させる金髪碧眼のサンジだった。
うっかり餡子焦がしそうになってこっぴどくゾロに叱られて落ち込んだり、卸問屋の営業ギンにストーカーされたり、追っ払ってくれたお礼に渾身のご飯作ってあげたり、白髭流次期家元エースにコナかけられたり(マルコが暗躍してストップv)、予期せぬアクシデントがあってどうしても必要な材料を生産元までゾロに内緒で譲ってもらいに行って苦労したり、二人で作業場に徹夜したり、ほっぺに付いた和三盆を舐め取られて甘酸っぱい気持ちになったり。実習終了課題の菓子をゾロをイメージして作ったり。
いろいろあって2人で合作和菓子「早わらび」別名「ZS饅頭」を創作。白髭に納品。大盛況。
実習期間が終わって泣く泣く店を後にするサンジを臨時バイトに雇っちゃえばいいよ。
R18含む(←重要)
あ、サンジの実家は超有名洋菓子店「バラティエ」。
「後継ぎなんざいらねぇ」って口癖のジジイに反抗して和菓子の道に。ってことで。
只今、ここに素敵家宝部屋を建設すべく勉強中。
***素敵ゾロ誕企画に参加させていただいちゃいましたv
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